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今回は運動編で書いてみます。
高ストレスで、運動不足で、体の恒常性(ホルモンや自律神経などなど体の機能バランスって意味)を乱す有害物質を常時摂取している
この記事に書いてる内容の繰り返しになってしまうんですが、運動編については、現代人は筋肉の連携がうまくとれておらず、結果的に循環不全になっているんじゃないかと思います。
私自身、運動部経験もなく運動は嫌いですし、もちろん筋トレもやったことありませんし、アトピーがきっかけで、筋肉のことについて勉強するようになったくらいなので、話半分に聞いてくれればいいのですが・・
運動経験がないので体感すらありませんが、さとう式リンパケアの【屈筋が支持筋である】の理論から考えると、屈筋を支持筋として使えてる人ってほとんどいないのではないかなという印象があるんです。
(屈筋とは、屈曲させるときに使う筋肉で、上半身では前側、下半身では後ろ側の筋肉になります)
まだ詳しく説明しきれないのですけど、コンクリート地面で育った現代人は、運動不足であるとかの以前に、本来の筋肉のバランスで成長していないのではないか?と思ってます。
道路は舗装される以前は土の地面を直接歩いていただろうし、ある程度整地はされていても多少のデコボコや石ころなどあったと思います。
ちょっと町を外れれば、もっと自然なままの地面でしょうし、現代人みたいにゲームや漫画などのおもちゃもなかったでしょうから、子どもらは川や山で遊んでいたんじゃないかと思います。
そうなると、自然と脚腰も鍛えられますし、デコボコ道を歩くわけですから、足の裏もいろんな角度に傾いて、まんべんなく筋肉に刺激がいっていたと思います。
こけないように、つまずかないように、足をひねらないように・・など無意識でやってることが筋肉のバランスを作っていっていたのではないかと。
『動作でわかる 筋肉の基本としくみ』という本には、解説される筋肉が生活動作の中で使われる際の例が書いてあります。
デコボコ道を歩く際に関係しそうな(脚の)筋肉だけピックアップしてみると・・
P142【長母趾伸筋・長趾伸筋】
- 階段などで、つま先が階段を越えるときに働く
- 起伏のある地面を歩く
P142【長趾屈筋】
- つま先で立つ
- 砂浜を裸足で歩く
- 芝生の上を裸足で歩く
P144【長母趾屈筋】
- つま先で立つ
- 砂浜を裸足で歩く
- 砂浜の上を裸足で歩く
P146【長・短腓骨筋】
- 起伏のある地面を歩く
- 砂利道を歩く
- 砂浜を歩く
デコボコ道を歩くときに関係しそうな筋肉をピックアップしてみれば、これだけあるのです。
そして共通点として、これらの筋肉は大きくはないのですけど、ふくらはぎを通り足の裏(土踏まずあたりや指先)で停止しているのです。
(筋肉は骨に付着していて、そのくっついてる両端を【起始・停止】で表します)
上記の他の筋肉は、ヒラメ筋(踵)・腓腹筋(踵)・前脛骨筋(踵)・後脛骨筋(土踏まず)がありますが、これらは()内に停止部位を書いている通り、足裏の動きに関係する筋肉ではないのです。
※しかし、この本で解説してある筋肉は一部であり、全てではありません。
しかもこれら足裏の動きに関係する筋肉は、ふくらはぎの深層部分にあるようで、深層部分にあるということは、血管・リンパ管に近い位置にあります。
さとう式の理論でいくと、間質リンパ液(細胞に栄養を供給し、老廃物を回収している液)は筋肉は動くことでポンプされるので、足裏の動きに関係する筋肉の動きが悪いと流れませんよね。
ましてや、添加物や農薬などで間質リンパ液がよどみやすく、さらに足裏の動きがなくポンプされないとなると、その部位で炎症物質が溜まりやすく、アトピーを引き起こしているということが考えられえると思います。
なので、さとう式リンパケアで老廃物が滞留しないようにした(新鮮な栄養を細胞に届けた)結果のアトピー改善例があるし、運動はアトピーによいと言われるのではないかと思います。
現代人はコンクリート地面を歩きますから、常に歩きやすいところばかり歩いていて、同じような筋肉しか使わない。
コンクリートを歩けば、石が落ちてるとか気にもしないでしょうし、よっぽど田舎に行かなければデコボコ道なんてありませんよね。
それだけでなくPCやスマホ、漫画など、わざわざ自然の中で遊ばなくても、家におもちゃがあるので出かけなくてもすみますし、長時間同じ姿勢でいることも珍しくないのではないでしょうか?
道路の舗装の歴史を見てみれば、日本は江戸時代の参勤交代のおかげで早い時期から整備はされていたが、この時代はまだ土の道路です。
1680年、箱根の道路が石畳で舗装されたのが、日本初の舗装道路です。
始めてコンクリート風といいますか、石ではない舗装がされたのが1863年長崎グラバー邸内でコールタール舗装されます。
アスファルトは1878年(明治11年)、東京神田昌平橋に舗装されたのが最初です。
筋肉バランスの崩れが、アトピーの直接の原因ではないにしろ、現代人は本来の筋肉のバランスを失ってしまっているのではないかという気がしてなりません。
ほとんどの人が運動不足であろうと考えます。
運動的な仕事は機械がこなしてますし、現代は頭を使う仕事が多いですよね。
家事労働でさえも、洗濯機や食洗器、お掃除ロボット(掃除機)などがやっています。
でも主婦の立場から言えば、機械を使っていても家事は体力使う&きついと思うのは、これは核家族化も影響してると思います。おばあちゃんと2人でやってたことが1人でこなさないといけなくなりますから。あと、過度な清潔志向もあるかもしれません。
そして移動手段は車やバイクなどになってます。
買い物もあるいていけばいい運動になるのはわかってますが、家族分の食料は重い荷物ですからやはり車を出してしまいますね。。
運動する機会がなくなっているので、『わざわざ』ジムに行くか、ウォーキングやランニングにいかないと、運動することはないのですよね。
しかもただでさえ、高ストレスな中、仕事で疲れて帰ってくると・・できればもう何にも縛られたくないのが本音でしょう。
もし運動するのであれば、自分の体力に見合った運動をすすめます。
きつければきついほどいいわけではなく、まんべんなくいろんな筋肉を使うことを重視したほうがいいかと思います。
それに自分の体力に見合わない運動をすれば乳酸がたまり、体が酸性化してよくありません。
ミトコンドリアを活性化させるには、ウォーキングを30~45分程度でいいと聞きます。通勤で一駅前で降りて歩いたり、うまく生活の中に組み込めるといいと思います。
また、機会があれば山登りや砂浜を歩くなど、不安定な道を歩くのもいいと思います。
足裏をよく動かすという意味では、やはり昔ながらの草鞋(わらじ)がいい刺激になりそうですよね。
(現代では履けないと思うので青竹踏みとかいいのかもしれません)
運動編はつづきます。。
(日を分けて書いたので文章ちょっと変ですがごめんなさい)
★補足★
血液は、血管外の細胞に栄養を運んでいます。でも血液は血管の外には出られません。
血漿といって、赤血球だけ血管内に残ったままの液が血管から染み出て栄養を届けます。血漿=血液です。
で、この血漿=組織液=間質リンパ液とも言います。(ほぼ同義)
細胞に栄養を届けて、細胞から不要物(老廃物)を受け取った間質リンパ液は、静脈に戻るか、リンパ管に戻って回収されます。
血管は心臓によるポンプ機能がありますから、どんどん流れていきますが、リンパ管ってポンプ機能がないので、ゆーーーーーっくりしか流れません。
なので血液の流れだけ気にしれいればいいってことじゃないと思います。
特に、血管外に染み出た体液はどうやって静脈やリンパ管も戻るのでしょうか?
それはさとう式リンパケア式に言えば、筋肉の動きによって戻るのです。
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