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運動編の続きは、『姿勢』についてです。
運動つまり筋肉を動かすことで、血液循環・リンパ液の循環を促しますが、いくら運動をしても姿勢が整っていなければ、流れに滞りがでる部分があるということです。
例えば、方手にカバンを持って走って(歩いて)みたとします。
カバンを持っている腕はあまり振れないと思います。
両手が空くような斜め掛けのショルダーでも、肩に紐がのっているというだけで腕の振り幅は小さくなります。
上記は物による動きの制限を例にしていますが、これを姿勢で例を書いてみると、
お腹を潰して呼吸をしても深く息を吸うことができません。
これは巻き肩(肩の位置が前にきている状態)になっていても深く吸うことができません。逆に、いい姿勢をしようと、胸を張りすぎても深く吸えません。
これは、肺を潰すような姿勢を取っているからです。
肺のある、胸椎部分は後傾しているので無理に反らせてはいけません。
巻き肩になっていると、腕の支点が体の前方にきて、後方まで腕を振ることができません。
同様に骨盤が前傾していたり後傾していても、脚の振り方に偏りができます。
骨盤が前傾していたり後傾していたりすると、脚を脚の付け根からしか振ることができません。
骨盤を立てて、前後に振れるようにすると、みぞおちから脚が振れます。
そうなると、お腹に刺激を与えることができ、便秘解消にもいいと思われますし、お腹(内臓)にはリンパ節が多数あります。
お腹のリンパ節し刺激することで、より循環がよくなります。
さらに背骨(胸椎12番~腰椎全て)に付着している大腰筋を使って歩く方法を身に着ければ、背骨に通う神経系を刺激することができるし、先ほどの腹部のたくさんのリンパ節を流れてきたリンパが流れ込む「リンパ本幹」も背骨の前面にあるので刺激することができます。(流れがすごくよくなるはず!私はこれを大腰筋を使うように意識しただけで反り腰が改善しました~)
現代人はカバンを持って歩いていることの方が多いので、肩の高さが左右で違う人がたくさんいます。(横の歪み)
スマホやPCやデスクワークなどで、首が前方に出てしまい、きちんと背骨にのっている人が少ないのではないかとも思います。
首の位置って、かなり大事で、首をきちんと背骨にのせられていないだけで全身のバランスが崩れます。(縦の歪み)
しかし、柔整士の弟が言っていたのですが、一般的な『正しい姿勢』って、正式に定義されているものではないそうです。
誰かが、これが正しい姿勢だろうと考えて言っているものだそうです。
実際、YURUKUの講座では、私が一般的に正しいと思っていた姿勢とはかなり違いました。
胸を張る・糸で吊られたようにまっすぐ・・よく言われることですが、この言葉を鵜呑みにすると、筋肉って連動して働いているので、自然ないい姿勢とはかけ離れていきます。
上記の、胸を張って、糸で吊られたようにピンと立とうとすれば、必ず疲れて維持できないと思います。どこかの筋肉に無理をさせているからです。
直立不動のものを落下させた場合、衝撃を吸収する場所がありませんが、バネのようなものだと吸収することができます。こんなイメージだと思います。
ランニングをしている人が多い公園で、走っている人や歩いている人の姿勢を観察してみましたが、今にも倒れそうなくらい体を傾けて走っている人がいました。顔が険しくてすごくきつそうでした。(何か病気があってのことかもしれませんが・・)
まずは姿勢を変えてみるだけでも、呼吸の仕方に差がでてきます。
鎖骨の部分には、リンパで最も重要な鎖骨リンパ節があります。
(画像お借りしてます。http://teatree.b-i-n.co.jp/limph/)
ここは全身を流れるリンパ液のほとんどが「鎖骨下静脈」と合流して心臓に戻る場所です。だから最も重要だと言われるのです。
リンパマッサージには賛同できませんが、鎖骨のリンパの出口をよくほぐしてからマッサージするようによく書かれています。
深く息が吸えると、この鎖骨リンパ節を刺激して、リンパの流れをよくすることができます。
なので腹式呼吸ではなく胸式呼吸がおすすめですし、さらに鼻呼吸をしましょう。
というより、口呼吸だと腹式呼吸になりやすく、胸式呼吸をするのは難しくなります。(逆に鼻呼吸で腹式呼吸はかなりしづらいです)
今、脱ステの悪化がきつくて、運動したいのにできないという方は、こまめに胸式呼吸をしてみるといいと思います。劇的な変化はないかもしれませんが、何もしないでいるよりも気がまぎれると思います。
肺の上部(鎖骨)の部分まで、膨らませるつもりで、ゆーーっくり吸ったり吐いたりしてみてください。
呼吸は自律神経を整える効果もあるので、私は悪化で寝付けないときは呼吸に集中しているとうまくいけば寝ることができます。
無理して頑張って吸おうとせず、気持ちいい範囲で(体が消えるようなイメージで)深呼吸してみてください。
呼吸の仕方だけでも消費カロリーは違ってくると思います。
なので運動をがんばる前に、一度自分の姿勢を確認してみてください(^^)
もっと効果がでるかもしれません♪
整体など通っている人は、整体師さんに聞いてみるといいかもしれないです。
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歩き方を真剣に考えだしたのは、やっぱり鼠径部のアトピーをいち早くどうにかしたかったからです。
肘の内側とか膝裏とかに残っててもいいから、鼠径部をどうにかしたい!そんな気持ちで・・
大腰筋~大腰筋から繋がる太もも内側の内転筋群・・ここに大きな血管とリンパ管があります。(リンパ管は大きな血管に沿ってあります)
大腰筋や内転筋を刺激するような歩き方をすることによって、老廃物の滞留を防ぎ、鼠径部アトピーが軽減するのではないかと考えています。
※すみませんが、専門家ではないのでいろいろ間違ってる可能性があるので、自分でも調べてみてくださいね。。
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