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前回の続きです。
一概には言えないでしょうが、私が思う、アトピーさんが化粧品を選ぶ際に気を付けたほうがいい点として、
- 合成界面活性剤
→皮脂膜を溶かし込み、皮脂とは違う脂肪酸組成を持つ油を混ぜ込むことで、脂肪酸や皮膚常在菌のバランスを崩す可能性があるもの。
- 防腐剤や抗菌剤
→皮膚常在菌のバランスを崩すもの。法律で「未開封」で3年の品質保持が義務付けられているため、それなりの防腐力・抗菌力の高いものが混ざっている。
- 「有効成分」と言われるもの。例)グリチルリチン酸2K、アラントイン、ビタミンC誘導体など
→意外に刺激性の強い成分かもしれないということ。
- 天然成分
→天然成分ということは、かぶれやアレルギーを引き起こす可能性があるということ(ただし、天然の有効成分を活用できるというメリットも)
このあたりでしょうか。
抜けもあるかもしれませんが、もう御察しのとおり市販のものは選べないですよね(-“-;A …
これを考慮したら、「アトピー肌でもスキンケアやメイクをしたい!」とか「できるだけ肌にやさしいものを使いたい!」となれば、残念ながら自作するしか選択肢はなくなってしまいます・・・orz
ということで、今回は私が自作しているクレンジングオイルを紹介してみたいと思います。(水で流れるクレンジングオイルです)
私個人の性格として、かなりのめんどくさがりなので、メリットデメリットやコスパを考慮しつつ、個人的な「これならいいか」というラインで作ってますので、作ってみようかと思う方は自分でアレンジしてみてください。
あと、すみませんが、使用は自己責任でお願いしますねm(__)m
私は顔にアトピーはありませんので(カサカサしてるくらいで)、使用時にはご自分の肌状態をよく見極めてください。基本的にアトピーが出ているときのメイクは厳しいかなぁと思います。私もカサカサひどいとメイクは諦めています。
まずは、材料!!
- お好みのオイル(※)100ml
- ポリソルベート80(乳化剤) 20~25ml(オイルに対して1/4~1/5)
作り方→容器に入れて振り混ぜるだけ!!簡単!!(笑)
ポリソルベート80というのは合成界面活性剤です。
さっきよくないと言ったばっかりやん・・と思われるかなーと思いますが、経験上、
「石鹸でおちるメイク」というのは全部落ちた感じがしないし、
オイル100%でメイクを浮かせたあとで拭きとるというのは肌刺激(摩擦)が強い。しかもそのあとで石鹸洗顔が必要(石鹸は脱脂力が強い)。
界面活性剤を使うと言っても、ポリソルベートは(20とか60とかいろいろありますが)目薬やスキンケアクリーム、食品の乳化剤としても使われています。
なので、個人的には比較的安全なものであると思って使っています。(安全性が高いと言われています)
そしてクレンジングは、クリームのように肌にのせつづけるものではなく、必ず「洗い流す」ので、一時的な使用ならば手間や皮膚刺激(摩擦やしっかり洗顔)を最小限にするために、『損して得取れ』の考えで使用を決めました。
ちなみに、クレンジングって、オイル・クリーム・リキッド・ミルク・ジェルなど種類がありますが、水性の材料が多いものほど、界面活性剤の分量が多いです(;^_^A水と油を混ぜなきゃいけないですからね~
使うなら、クレンジング「オイル」が一番海面活性作用が少なくできて刺激性が低いと思います。
私はベースメイクは石鹸で落とせるというものしか使っていませんが、このクレンジングなら「落ち切れなかった感」はありません。
(市販のシリコンやポリマーなどコテコテのメイク用品が落ちるかはわかりません・・汗)
そして※をつけた『お好みのオイル』なんですが、これは皮膚刺激性を考えると、酸化しやすい不飽和脂肪酸主体のオイル(植物油)は使わない方がいいと思います。
しかし、飽和脂肪酸の多い動物性油脂は固形化しており使い勝手が悪いので、植物油(液状)でありながらも不飽和脂肪酸の少ない酸化しづらいオイルを選ぶ必要があります。(くどいw)
なので脂肪酸組成をみる必要がありますが、私はコスパや手に入りやすさも考えて、ホホバオイルを使っています。
個人的にはマカダミアナッツオイルが皮脂に近くベストではないかと思いましたが、このオイル、高いんですよね( ^ω^)・・・ははは(しかも入手しづらい)
どうせ洗い流すので、安く手に入りやすいホホバオイルが、酸化しづらく皮脂の組成の一部でもありクレンジングに適しているんじゃないかなと思います。
▼▼私が買った材料はこれです▼▼
Now Foods, Solutions、オーガニック、ホホバオイル、8 fl oz (237 ml)
|
ホホバオイルはi-Herb、ポリソルベートは楽天で買いました。
(i-Herbは、紹介コード「PVN382」を入力していただくと割引になります)
ちなみに、現在のレートでこのクレンジングオイルにかかった費用は、120mlで約1207円です。
正直やすくはないです(;´・ω・)
ドラッグストアによくあるクレンジングと比較すると高いですが、材料的には高級化粧品になるので、そう考えると安いんですけどね(;”∀”)
安いクレンジングは、いわゆる鉱物油で作られていたりカサ増しされていたりするのです。(ワセリンとかが仲間)
この鉱物油って皮脂の成分には全くないですからね。肌にとっては異物かもしれないってことですよね・・・まあ、洗い流すからいいっていう考えもアリかもしれませんが。
それと、皮膚刺激性が心配って方は、未精製のオイルよりも精製されたものを選んだほうが不純物が少なくていいかもしれません。(未精製でも食用じゃなくて化粧用を選んでね)
ただ、抗酸化効果のある脂溶性ビタミンなんかが精製されることでぬけちゃってるかもしれないので、酸化の面で心配かなぁという気もします。
少ない量で作って早めに使い切っちゃうのがいいかもですね。
混ぜるだけで簡単なので、レッツトライ!です((´∀`))
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