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もう7月下旬の話でタイムラグがありますが、カポジと診断を受けました。
ことの始まりは7月20日すぎ・・・夏休みに入って間もなく、鼠径部とお腹に湿疹ができ始め、8月7日にはやばいような気がして病院に行き、「カポジですね」と診断を受けました。
子どもの頃にヘルペスになった経験(鼻の下だったので恥ずかしかった)はあるものの、カポジと診断されたのは初めてです。
夏の汗で痒みが増し、どんどん悪化していきましたが、ヘルペスにしては悪化は遅いし自己判断では「???」という感じだったのですが。
娘が何度もヘルペスになるので、その拡がりの速さや特有の水泡の湿疹は判別できる自信がありました。
その割には水泡らしい水泡ではないし、拡がるけどスピード感はイマイチで、「これはヘルペスだ!」と断言できるような感じではありませんでした。
実際に画像を見てもらえればわかると思います↓
(続きに画像があります)
これが8月1日撮影の状態です。
病院に行ったのが7日なので、1週間でまだひどくなりました。(だから病院に行った)
ごらんのとおり、まぁ、既に搔き壊しているのですが(;’∀’)
お腹よりも鼠径部の方がひどかったです。
病院に行きますと、「水泡ではないが、水泡が破れた跡のような独特の中心がえぐれた形の湿疹だから、カポジでいいだろう」と言われました。
カポジって、画像検索していただくとわかりますが、かなりグロイ感じなので、まさかカポジと言われるとは思いもしませんでした。
実際、治った今でも本当にカポジだったのか疑問なくらいです。
処方はバルトレックス500㎎が5日分でした。
飲み終わると、湿疹は完全にではないものの引いていました。薬が効いたということは本当にカポジだったのかもしれませんが、相変わらず痒いは痒いし、赤味も残っていました。
ヘルペスは薬さえ飲めば速やかにひいていく印象なのですが、速やかな感じはしませんでした。
2回目の診察では、ステロイドとアズノールの混合外用剤が処方され、「カポジとアトピーが併発しているような状況だから・・」と説明を受けて、塗布しました。
すると、キレイに治りました。
・・・でも~、私、お腹にアトピーでてなかったんですけどぉ・・・と内心思いながら。。。(;^_^A
ヘルペスにステロイドは禁忌ですが、終息してきたヘルペスにステロイドを使うと速やかに治ると聞いたことがあったので、塗布。まじか。
私は、「郷に入っては郷に従え」と考えるタイプなので、ふつうの皮膚科に行って「ステロイドを使わないでください」とは言いません。脱ステ医ではなく、ふつうの病院にかかる以上、指示された通りにするというのが基本モットーです。
(ただし、ばれない範囲で言うこときいてませんw)
この、ばれない範囲でいうこと聞いてなかったので、「そもそもアトピーのコントロールが悪いからカポジになる」と言われてしまいましたww
部分脱ステを辞めた理由にもなってくるのですが、この言葉があったからですね。
「ステロイドを使って免疫抑制をするからカポジになる」とも考えられるわけですが、「真皮をむき出しにして感染が起こりやすい状態にしておく」からカポジになるともいえるわけです。
今回はカポジとの診断だったので、抗ヘルペス薬だったわけですが、これが抗生剤なら、大事な腸内細菌を一掃してしまうことになります。
何度も感染症にかかって抗生剤を使うことを安易に考えてはいけないと思います。
そして最終的に、こんな感じに治りました↓
色素沈着の跡だらけですねw
写真って、けっこうキレイに見えるので、実際はまだ汚い感じです。
この跡のことを言うと、パントテン酸(VB5)とビタミンCとトラネキサム酸を処方されました。
Twitterを見てると、「色素沈着を早く消したい」という悩みをよく見ます。
個人的には強い炎症が起こった後なのだから、色素沈着は仕方がないし、気持ちはわかりますが、その跡を消すために変なものを飲んだり塗ったりするのは辞めたほうがいいんじゃないかと思います。
薬やサプリメントというのは、その成分だけで構成されているのではなく、必ず何等かの添加物も入っているからです。
以上を踏まえて読んでほしいのですが、まずはパントテン酸(薬剤名:パントシン錠)はビタミンB5のことです。皮膚や粘膜を正常にする働きがあります。
ビタミンC(薬剤名:シナール)は言わずもがな、美容にビタミンとして有名で、細胞と細胞の間を結ぶコラーゲンをつくるのに不可欠なので、こちらも皮膚や粘膜の健康維持に関与します。
また、メラニン色素を還元したり、メラニンを生成する酵素(チロシナーゼ)の働きを阻害することでメラニン自体をできにくくします。(←日本化粧品検定2級のの試験範囲ですよんw)
さて、トラメキサム酸(薬剤名:トラネキサム酸錠250㎎「YD」)は、トラネキサム酸という人工合成されたアミノ酸で、プラスミンという物質の働きをブロックすることで抗炎症作用や止血作用を持ちます。もともと、こちらの作用を期待して開発されえたもので、あとで美白作用が分かり、美容の方面にも使われるようになったようです。
このプラスミンは皮膚の色素沈着にも関与しているとされ、プラスミンの働きを抑えることで色素沈着を抑制することを期待しているようです。
副作用は稀で安全性は高いとされています。
市販薬でトラネキサム酸が配合されたものは、肝斑にきくとされる「トランシーノⅡ」という製品があります。
【第1類医薬品】トランシーノII(120錠)【トランシーノ】【送料無料】
だた、高いですね(;´・ω・)
トラネキサム酸錠は薬価が安い(9.9円)ので、皮膚科で処方してもらえるか聞いてみたほうがいいでしょう。
しかし、トランシーノは、トラネキサム酸750㎎(1日量)だけでなく、
- L-システイン240㎎
- アスコルビン酸(ビタミンC)300㎎
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)6㎎
- パントテン酸カルシウム24㎎→パントテン酸(VB5)とカルシウムが結合したもの
と、美白に効く他の栄養素も入ってますので、いろいろ買うのは面倒だという人には向いてるかもしれません(笑)
ちなみに、シミ・そばかすに効くという触れ込みの、「トランシーノ・ホワイトC」というシリーズがありますが、こちらはトラネキサム酸は配合されていません。
※トラネキサム酸は飲み合わせに注意が必要な薬があります。自己責任でお願いします。
「で?実際の効果はどうなの?」と聞きたくなるでしょうが、あんまり真面目に飲んでないので効果のほどはわかりません(;’∀’)すみません・・
皮膚科の先生が処方されたので、効果があるかもしれないと思って紹介してみました。何度も言いますが、自己責任で使用してください。
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