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あっちーーーゴールデンウィークですねぇーーーー
いかがお過ごしでしょうか?
今日は!
アトピーにきく?栄養素として亜鉛を摂ろう!なんて話を聞きます。
うーーん、間違いじゃないんですが、亜鉛摂って効果感じてる人いるかな?
たぶんビミョーなんじゃないでしょうか?w
「栄養素は単体で摂っても意味がない」が持論ですが、これも同じく亜鉛ばっかり摂ってもたぶん大して効果はないでしょうww ごめんm(__)m
亜鉛は、ほとんどすべての細胞内に存在し、新陳代謝を助ける栄養素です。
不足すると成長障害が起こるほどです。
なのに微量ミネラルの中では最も不足しやすいミネラルです。
成長期で必用量の多い子どもや、ダイエットなどで偏食をしている大人は特に不足しやすくなります。
また、病気などで、その病気を治すために代謝が盛んになって消費量が増えている人も不足しやすくなるようですので、アトピーの方はその最もたる例ではないでしょうか。
ちなみに亜鉛を多く含む食品(水分40%以上)は、以下の通り。
- 生牡蠣
- 豚肉(レバー)
- ほや
- 牛肉(肩)
- カニ缶
- 牛肉(肩ロース)
さらに水分が40%以下の食品では、
- ビーフジャーキー
- パルメザンチーズ
- 煮干し
- ピュアココア
- たたみいわし
・・・となります。
どれも日常的に食卓に上がる食材ではないですよね?
よく食べる食品の中で亜鉛が多いものは卵黄ですが、
(100gあたり)生牡蠣は13.2㎎、卵黄は4.2㎎で、これだけの差があります。
1日の亜鉛の必要量は、成人男性で12㎎、成人女性では9㎎です。(妊婦はこれに⁺2㎎、授乳婦は⁺3㎎必要と言われています)
厚生労働省による国民栄養調査(H26年)によると、男性で平均8.8㎎、女性で7.1㎎の亜鉛を食事から摂取できているようですが、少し不足気味ですね。
※肉食系の糖質制限をしていれば、白米の代わりに茹で卵を1日2個以上食べていればクリアできる数字だと思います。(…が、アトピーで必要量は多いはずなので油断はせずに。。)
※外食や加工品を多く使う方も要注意です。ウインナーなどの加工肉によく含まれるリン酸塩は亜鉛と結合して吸収されにくくなります。
このように聞けば、いかにもアトピーに亜鉛は必要で、今すぐにでも摂らなきゃ!ってなりますよね?
そーれーがー
亜 鉛 の 前 に や る こ と が あ る ん だ な ww
( ´艸`)
タイトルの通り、亜鉛の前にマグネシウム摂ってないと意味ないですよ??と言いたい(笑)
(マグネシウム以外にもいろいろとあるけど、キリがないので今日はマグネシウムの話です)
そもそも新陳代謝をやるエネルギーはどこからくるの?というわけです。
古い細胞を捨てるのにも、新しい細胞を作るのにも、その作業をするにはエネルギーが必要。そのエネルギーがきちんと作られていなければ、いくら亜鉛があっても新陳代謝は鈍るばかりですww
そのエネルギーを作るためにもエネルギーが必要なので、エネルギー代謝は効率よく回していく必要があるのです。
そのエネルギーを作る作業にマグネシウムがたくさん必要です。
マグネシウムは日本人になじみ深い豆類に多く含まれますので、不足はあまりないと思われるかもしれませんが、現実は不足しています。
特に調味料の塩を安さで選んでいる家庭や外食が多い方はかなり不足すると思います。安い塩はナトリウム以外のミネラルが残っていないので、必然的にマグネシウムのバランスを欠いていきます。
あと、マグネシウムが多い食品は魚介類ですが、こちらの摂取量も減っているとみていいかと思います。主婦から見れば、調理が面倒(捌く)で、男性は魚だけでは満足しにくいので肉料理を出した方が楽ってもんですわw 高いしね(;´・ω・)
実際にH26年の栄養調査では、1日当たり成人男性で237㎎、女性で202㎎摂取できてるそうですが、これは摂取推奨量と比べて男性でおよそ64%、女性で70%しか摂れていません。
エネルギーを作るには、主な材料である糖質や脂質が必要ですが、これらを代謝させていくために補酵素にマグネシウムやビタミン類が必要になります。
その筆頭ミネラルがマグネシウムです。
なのでマグネシウムが足りてないと、エネルギー不足から、肌の新陳代謝は一向に活発にはなりませんww
亜鉛は200種類以上の酵素を構成する重要な成分ですが、マグネシウムは300種類以上と言われています。
ぜひ、積極的にマグネシウムを摂りましょう~~
※エネルギー代謝には、マグネシウムに限らず、ビタミンなども必要になってきますので、栄養はまんべんなく摂りましょう~
長くなったので摂り方は次回(;^_^A
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