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一応この記事で最終回になります。
今回は有害物質と脂肪についてです。
よく、有害物質は脂肪に蓄積されると聞きませんか?
そう聞くと、まずは自分の体の脂肪に蓄積されると考えると思うのですが、生命は食物連鎖でつながれています。
ラードコーヒーやバターコーヒーなどなどの、脂質の“質”は本当に安全なのでしょうか?
MEC食では、「油は油で流す」なんて聞きますが、余った脂質は中性脂肪になるのは前回書いた通りです(笑)
市販の大手企業が販売する植物油脂でさえこの有様なんです。
参考→油について
現在、私はスーパーで買えるラードを使っているので、えらそうなことは言えませんが、もうちょっとちゃんとしたラードを探そうと思っています。
改めて考えてみると、スーパーのラードは無味無臭で癖がなさすぎますので、かなり脱臭脱色など精製されていると思います。
脂溶性のビタミンなどが自然のものには溶け込んでいるはずですが、それもどうかというところ。
もっと不安なのは、高温加熱処理されてトランス脂肪酸が含まれていないかということです。
さらに、今日のお題でもあります、有害物質のことです。
脂肪というのはVanillaさんいわく、有害物質を封じ込めるのに最適なんだそうです。脂肪に蓄積されるというのはよく聞くことです。
有害物質にもいろいろ性質の違いはあって、水溶性のものは尿としてすぐ排泄されやすいそうです。
そして経口摂取時に水溶性でなくても、肝臓などで代謝され水溶性のものになれば、これも尿として排泄可能です。
問題なのは脂溶性の有害物質で、こちらは非常に排泄されにくく、5~10年たってもあまり減らないようです。
経口摂取→小腸で吸収→肝臓で代謝→胆汁中に排泄→再び小腸で吸収
という流れ(「腸肝循環」)になってしまって、ぐるぐると回ってしまうそうです。
次第に脂溶性なので、脂肪の多い部分に拡散し蓄積されます。
ここで、脂肪燃焼すれば有害物質も燃えるのでは?と私も考えましたが、そう簡単ではないようです。
このサイトによれば、燃えるのは脂肪細胞中の脂肪だけで、その中に溶け込んでいる有害物質は脂肪細胞が縮むと同時に濃縮される形になるそうです。つまり燃えていない。
そうなると、脂溶性の有害物質は、いかに経口摂取しないかにかかってくるわけです。
そこで脂溶性の毒とはどんなものがあるかというと、同サイトによれば、
こんな例が挙げられていて、今は使用禁止になっているようですが、過去に農薬として広く使われていたものが含まれています。
今使ってないなら大丈夫かというと、ヒトに限らず土壌でもなかなか分解されないのではないかと思うんですよね、個人的に。
1970年代以前に主に使われていたみたいですが。。
今現在、野菜の栽培にどんな農薬が使われているのか詳しくないので考察できませんが。。きっといっぱいあるんじゃないかな(^^;
動物油脂に話を戻しますが、野菜に限らずとも、家畜の飼育にはたくさんの薬剤が使われているはずです。
成長ホルモン剤はおそらく脂溶性でしょう。ヒトのホルモンの原料は脂質なので。
例えば、一生の間に分泌される女性ホルモンの量は、たったのティースプーン1杯だと言います。いかに微量で大きな影響を及ぼすかわかると思います。
それが脂質に溶け込んでいたとしたら、過剰なホルモンを摂取することになりますよね。
バターでも、ヒトでいえば母乳にあたります。母乳は血液からできているならば、牛だってきっと同じ。薬をバンバン使われている牛の血液が正常だと思いますか?
これでは、オーガニックの植物油脂とどっちが安全か分からなくなってきますw
ちなみに、この脂溶性の有害物質ですが、腸肝循環しているときに、食物繊維にからめとられて排泄されるそうです。
なので食物繊維はちゃんと摂りましょう(^^)
というわけで、私もこれを書きながら、スーパーのラードは早めに辞めようと思うのでした・・・
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